京都えぷりーずの乳酸発酵麦パンと10年の物語

えぷりーずではオープン当初の2015年からずっとライ麦パンを焼き続けています。
実は最初の頃、このライ麦パンは全く売れませんでした。
すっぱくて、重たくて、どっしりとしたライ麦パン。
あまりにも風変わりすぎて、
売り場にきれいに残るのはいつもライ麦パンばかり。
まるで自分のために焼いているような日々でした。
それでも焼き続けられたのは、
ただ自分がライ麦パンが好きだったから。
変わったパンが好きな店主あるかもしれませんね。
売れなかったライ麦パンが少しずつ選ばれるように
売れない日々が長く続きましたが、
ある時からポツポツとライ麦パンが売れ始めました。
今では「ライ麦パンだけを買いに来てくださる方」もいて、
毎週ご機嫌でライ麦パンを焼かせていただいています。

えぷりーずのライ麦パンはライ麦率60~100%のもの。
ずっしり重く、初めての方には驚かれることも多いパンです。
見た目で「パウンドケーキかとおもってました」
そんな声を聞くこともあり、
そのまま買われたら家で驚くことになるので初めてそうな方には必ず声がけます。
「ライ麦パンすきなんです」
そう答えてくださる方が増えてきて、
そのたびに胸の奥がじんわり嬉しくなります。
ライ麦パンがつかないでくれた世界の食文化
お客さまとの会話の中で、海外生活の話を聞くこともふえました。
ライ麦パンというとずっとドイツのパンのイメージが強かったのですが、
ある時ロシアの方と結婚されている女性が来てくださり、
ロシアのライ麦パンのことを教えてもらいました。
同じライ麦パンでもドイツとロシアではまったく印象が違う
面白くて夢中になり、本を読みあさり何度も試作を繰り返しました。
今では私の中にしっかりイメージがあります。
・ドイツのライ麦パン:
男性で武骨、素材の風味を活かす強いパン
・ロシアのライ麦パン:
女性的で優しい、ハーブやスパイス、ほのかな香り、発酵の香りをしっかり感じるパン。
国ごとにこんなにも違いがあるなんてライ麦パンは本当に奥深いパンです。
乳酸発酵ライ麦パンは体にもやさしい
えぷりーずのライ麦パンは乳酸発酵をしっかりさせたパンです。
乳酸発酵によって保存性が広がり、消化がよくなり、腸内環境を整える働きも期待できます。
体に優しい発酵食品としてのライ麦パン。
この話はまたゆっくり書こうと思います。
きっと「ライ麦パン=重くてすっぱい」そんなイメージが変わるはず。
京都えぷりーずのライ麦パンを日常の一部に
ライ麦パンが好きで焼き続けて10年。
最初はほとんど売れなかったパンが、
今ではたくさんの方に支えられる存在になりました。

ライ麦パンがお好きな方にも、
初めての方にも、
ぜひ一度、えぷりーずのライ麦パンを味わってください。
京都から乳酸発酵のちからとともにお届けしています。
えぷりーずでは自家製酵母パンや発酵のある暮らしを京都からお届けしています。
お店の想いや、今焼いているパン、オンラインショップのご案内はトップページからご覧いただけます。 京都・自家製酵母パン屋eplesu(えぷりーず)


