ウンチからはじめる犬の腸の話|第1話

人のウンチと犬のウンチ何がどう違う?

犬のウンチと人のウンチ。

実は犬と人とではウンチに違いがあります。

最近は腸活や発酵食が当たり前になり「人にいいなら犬にもいいはず」と思われがちですが、中にはそうとも言えない物もあります。

 

人のウンチと犬のウンチは同じもの?

結論から言うと同じではありません。

どちらも体から出た排泄物ではありますが

・消化のしくみ

・腸の長さ

・腸内にいる菌

・腸で水分を残す量

これらが大きくちがうためでるウンチも人とは違います。

 

消化のしくみがそもそも違う

人の場合

・よく噛む

・唾液で消化が始まる

・長い腸でじっくり吸収する

 

上記のような流れになっているため食べてからウンチになるまでに時間がかかり、腸内で食物繊維や発酵の影響を受けやすい体なのです。

 

犬の場合

・あまり噛まないで丸飲みが前提

・胃酸がとても強い

・腸は人より短い

 

つまり犬は素早く消化して出す体。

ここがまず人と大きく違うポイントです。

 

ウンチの中身が違う理由

この消化の違いはそのままウンチの中身に現れます。

人のウンチ

・水分量が多め

・食物繊維の影響を受けやすい

・食べた内容が反映されやすい

・発酵によるガスやにおいが出やすい(においの主因 発酵ガス)

・腸内細菌の量が多い

 

犬のウンチ

・比較的コンパクト

・食べた内容が反映されやすい

・においが強くなりやすい(においの主因 たんぱく質分解)

・腸内細菌の構成が人とは違う

 

人と犬では「良いウンチ」「悪いウンチ」の基準が違うということになります。

 

人にいい腸活が犬に合わないことがある理由

ここでよくある誤解があります。

人にいい発酵食品 人にいい食物繊維 = 犬にもいいはず

 

消化のしくみも腸の長さも、菌の種類も違うと同じやり方が合うとは限りません。

ですがこれは犬にとって悪いという話ではなく「考え方を変える必要がある」ということです。

 

ウンチは腸の結果

ウンチはたまたま出てきたものではなく何を食べたか、 どう消化したか、腸内で何が起きたかの結果です。

そしてその結果を大きく左右しているのが腸内細菌(マイクロバイオーム)。

 

次回予告|うんちを作っているものの正体

犬と人のウンチの違いを見ていくと行きつくのが腸内細菌のちがいです。

次回は

第2話 犬と人の腸内細菌は違う?マイクロバイオームの違い

についてもう一段深く掘り下げていきます。

きっと府に落ちる内容になるはずです。

 

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